2020年12月2日(水)
WICIシンポジウム2020

WICIシンポジウム2020

WICIシンポジウム2020のご案内

運用資産の総額が7兆ドルに上るブラックロックのCEOであるラリー・フィンク氏は、今年初めまでに、そのレターなどでESGを軸とした投資を行うことを表明しました。いよいよ米国でも、そして投資家の間でも、これまであまり重要視されてこなかった非財務要素を真剣に見ようという流れが一気に動き始めました。これは象徴的な変化です。1月に行われたダボス会議では、Bank of America のCEOがWorld Economic Forum及び4大監査法人などとともに、持続的価値創造のための共通MetricsとReportingに関する文書を発表。また、Accountancy EuropeのいわゆるCOGITO Paperは、財務に関するIFRSのような組織を非財務についても作り、両者を横断的に統括するCRF(Corporate Reporting Foundation)を創設することを含む提案を行っています。さらに、欧州委員会は、NFRD(非財務報告指令)の改訂に向けたConsultationを実施。IIRCも創設10年を迎えて枠組みの見直し作業を行うなど、Corporate Reporting における非財務要素への着目が一気に加速してきています。

一方で、世界はCOVID―19の嵐を経験し、個人も企業も価値観の変更や行動の変容、事業の再構築を迫られていますが、そうした変化への適応が必要になればなるほど、個々の企業の経営の軸を形成している非財務要素の重要性が浮かびあがります。リーダーシップ、危機対応力、組織としての適応力、サプライチェーン(=ネットワーク)、BCPなど、財務要素だけでは対処しようのない部分が、こうした危機においては特に企業の将来の命運を握っていると実感されるからでしょう。

WICIは、発足当初から、こうした非財務要素である知的資産に焦点をあててきました。それぞれの企業の特徴でもある非財務要素をどのように組合せて未来の価値を創造していくのか、それをどのように表現していくのか。今、世界もその重要性を再認識しつつあるだけでなく、それを表現していく仕組みについての先陣争いの真っただ中にいるといっても過言ではありません。そこで、今年のWICIシンポジウム2020では、「非財務が紡ぐこれからの価値創造ストーリー」をテーマに、世界で繰り広げられる仕組み作りに内容面で大きな足跡を残すために、何をどのようにしていけばよいのか、議論し、世界に発信していくこととしました。

「自らの組織にとって、どんな非財務要素がほんとに大事なのか」「それらをどのように組合せて未来の価値を創造していけばよいのか」「それをどのようにストーリー化して、自らの組織が大事にするステークホールダーに伝えて、共感を生んでいけばよいのか」「今の統合報告をどう見直したらいいのか」などにご関心のある皆様、来る12月2日(水)にWICIシンポジウム2020にお集まりください。

COVID-19を踏まえ、今年のシンポジウムは、初めてweb配信を活用します。国内、世界のどこからでもご参加いただくことが可能です。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

開催概要

WICI Symposium 2020
「非財務」が紡ぐこれからの価値創造ストーリー
主催World Intellectual Capital Initiative(WICI)
後援(予定) 経済産業省
国際統合報告評議会 (International Integrated Reporting Council‐IIRC)
早稲田大学
開催日2020年12月2日(水)
会場ライブ配信(URL調整中)