2025年12月11日（木）
WICIシンポジウム2025

青山学院大学名誉教授
東京都立大学特任教授

シンクタンク研究員、運用機関のリサーチャー等を経て2005年青山学院大学大学院教授に就任。２０１９年４月より現職。
専門分野はコーポレート・ガバナンス、財務分析、ESG投資。近編著に『サステナビリティ情報開示ハンドブック』（日本経済新聞出版社、2023年）および『ESGカオスを超えて』（中央経済社、2022年）がある。

［登壇］開会の辞, 基調対談

経済産業省 大臣官房審議官

1996年　東京大学法学部卒業
同年　通商産業省（現　経済産業省）入省　環境立地局　立地政策課
2005年　米国留学（ワシントン大学ロースクール知的財産LLM）
2006年　シンガポール国立大学公共政策大学院　客員研究員
2012年　大臣官房　会計課　政策企画委員
2013年　原子力損害賠償支援機構　審議役
2016年　製造産業局　自動車課長
2021年　菅義偉 内閣総理大臣秘書官
2022年　資源エネルギー庁　電力・ガス事業部　政策課長
2023年　資源エネルギー庁　長官官房　総務課長
2024年　大臣官房審議官（経済産業政策局担当）　現職

［登壇］祝辞, セッション3

株式会社 日立製作所 社外取締役
株式会社 村田製作所 社外取締役

野村総合研究所、モルガン・スタンレー証券、UBS証券にて、証券アナリスト28年、投資銀行業務6年携わった。担当は主にエレクトロニクス産業・企業だが、1995年以降、調査部長、副会長などマネジメント業務を兼務した。
2009年にカシオ計算機で常務取締役、2012年以降、富士重工業(現SUBARU)、東京エレクトロンの社外監査役を経て、2016年に日立製作所、2019年に村田製作所の社外取締役へ就任。日本証券アナリスト協会会員兼規律委員会委員長、日本IR学会理事、ESG情報開示研究会のフェローなどの外部役員を務める。
1975年兵庫県立神戸商科大学(現兵庫県立大学)商経学部卒業。

［登壇］基調対談

株式会社ウィルズ 常務取締役

海外大手企業やコンサルティング会社の組織改革、リーダーシップ研修ツールの翻訳支援等を経て、独立系IR支援会社に勤務。その後、複数の上場企業からの出資によりIR支援会社を立ち上げ、創業メンバーとして取締役に就任。以降、一貫してコーポレートコミュニケーション領域において企画・コンサルティングサービスを提供。2018年6月より株式会社ウィルズ取締役就任。ロンドン大学SOAS(ICC Foundation Programme)修了。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー。

［登壇］セッション1

アンリツ株式会社　IR部　IRシニアアドバイザー

群馬大学工学部電気工学科卒業後、1983年に安立電気株式会社（現・アンリツ株式会社）へ入社。計測器事業部にて、光・デジタル分野の最先端Wireline通信計測器の開発に従事し、グローバルな通信インフラのデジタル化・高速化に貢献。
2001年には「技術が判る採用担当」として新卒エンジニア採用責任者に抜擢され、人事部門へ異動。採用のみならず、部長として人材育成や退職年金制度設計を主導し、企業年金基金の運用執行理事として資産運用にも携わる。
2015年には企業規模拡大のミッションを受け、経営企画室でM&A業務に従事。2016年よりIR部門長として、企業価値向上とステークホルダーとの対話を推進し、統合報告書の作成責任者も務める。
2025年10月より現職。

［登壇］セッション1

アズビル株式会社　コミュニケーション部 副部長

1993年にオムロン株式会社に入社。ヘルスケアビジネス部門において主にマーケティング業務を担当。2009年より同社経営IR部へ異動し、IR業務全般を担当。2012年に管理職に昇格。IR協議会をはじめIRに関わる内外の活動に参加するとともに、早期から統合報告書の作成を主導。2019年10月より参天製薬株式会社IR室長として入社、その後サステナビリティ推進部統括部長。2025年４月よりアズビル株式会社。同コミュニケーション部副部長（現任）。なでしこプロジェクトという名称で女性活躍推進の活動も代表幹事として10年間継続している。早稲田大学第一文学部英文学科卒業。

［登壇］セッション1

アムンディ・ジャパン株式会社　チーフ・レスポンシブル・インベストメント・オフィサー

2014年アムンディ・ジャパン入社、CIO兼運用本部長を務めたのち、2020年7月にチーフ・レスポンシブル・インベストメント・オフィサーに就任。日本において責任投資を推進するとともにスチュワードシップ活動を統括。前職のブラックロック・ジャパンではグローバル・資産戦略運用部長、取締役CIOを歴任。ペンシルバニア大学ウォートン・スクールにてMBA、EDHECリスク・インスティチュートよりPhDを取得。CFA協会認定証券アナリスト、日本証券アナリスト協会認定アナリスト。

［登壇］セッション1

一般社団法人機関投資家協働対話フォーラム　代表理事・事務局長
一般社団法人株主と会社と社会の和　代表理事

1985年株式会社資生堂入社。長年、コーポレートガバナンス、株主総会・IR/SR業務を統括。国内外機関投資家や議決権行使助言会社、SRI調査機関、NGO/NPOとの対話を重ね、ガバナンスやESGに関する情報開示とコミュニケーションの先駆的取り組みを推進。
2014年資生堂を退職し独立。 企業のIR/SR,ESGコミニュケーションを支援する一般社団法人 株主と会社と社会の和を設立。代表理事就任。
2017年一般社団法人機関投資家協働対話フォーラムを設立。代表理事・事務局長就任。機関投資家と企業との協働エンゲージメントを支援する事業を展開。（https://www.iicef.jp)
横浜国立大学経済学部卒　慶応義塾大学大学院政策メディア修士

［登壇］セッション1

株式会社リンクソシュール　取締役

2007年よりIR、サステナビリティの情報開示領域に従事。2019年よりリンクコーポレイトコミュニケーションズにて統合報告書やサステナビリティレポート、人的資本開示など企業のコーポレートレポーティング支援事業を統括。企業のオンリーワン性を重視したストーリーの紐解きから発信、浸透まで、資本市場と労働市場を繋ぐアプローチでコーポレートブランディング構築とサステナビリティ経営の実効性向上を支援。2025年1月より現職。

［登壇］セッション1

株式会社インベスター・インパクト 代表取締役社長、チーフIRコンサルタント

専修大学法学部法律学科卒、専修大学大学院商学研究科修士課程及び経済学研究科後期博士課程修了。企業統治、IR戦略、IR効果測定を研究テーマとしている。日本IR協議会、日本IR学会、行動経済学会に所属。国内経営コンサルティング企業、米系金融コンサルティング企業、英系PR企業等でグローバルIR・PR戦略の策定と実施、株主判明調査および認知度調査、決算説明会等国内・海外IR・PRミーティング、議決権行使促進プログラム、経営トップへのプレゼンテーショントレーニングなどに従事。2001年、IRオフィサーとして、移動体通信システム開発会社の東証マザーズ上場を担当。2004年11月、IRコンサルティング会社の株式会社セオリアを設立。2012年12月、株式会社インベスター・インパクトの創業役員に就任。

［登壇］セッション1

J-STAR株式会社　パートナー

2002年慶応義塾大学法学部政治学科卒業、経済産業省に入省。知的財産政策室において「知的資産経営の開示ガイドライン」のとりまとめ等に関与。
2006年から野村證券投資銀行部門において、通信・メディア・テクノロジーセクターを中心にM&A案件のオリジネーション及びエグゼキューションを担当。
2015年からJ-STAR株式会社（PEファンド）にて12件の投資と5件のExitを実行。現在はミノシマ（仮設電気工事）、KOKADO/アムリード（アミューズメント施設運営）、堀内機械（油圧シリンダー製造）、シニアライフクリエイト（高齢者向け在宅配食）、トイファクトリー（キャンピングカー製造販売）及び三和サービス（自動車販売）の社外取締役を兼任。

［登壇］セッション2

ウエルインベストメント株式会社 代表取締役社長

1986年に野村證券に入社し、財務情報部や事業開発部を歴任。その後、ベンチャーファンドやヘッジファンドのマネジメントを経て、2005年に早稲田大学発ベンチャーキャピタルであるウエルインベストメントの代表取締役社長に就任。国内外で多くのベンチャー企業の成長をサポートしてきた。
また、2009年に現在の統合報告書の概念の基礎となったインタンジブルズ（知的経営資源）の分野において早稲田大学で博士号を取得した後、早稲田大学ビジネススクール（WBS）で教鞭をとる。現在、早稲田大学商学学術院客員教授、日本ベンチャー学会理事、WICIジャパン理事、国立研究開発法人理化学研究所投資等委員等を務める。

［登壇］セッション2

元法政大学教授

1953年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1980年八千代証券に入社。三菱ＵＦＪ証券チーフエコノミスト、内閣官房内閣審議官などを経て法政大学教授（2016～2023年度）。経済学博士（埼玉大学大学院博士後期課程修了）、著書は「次なる１００年」「資本主義と不自由」「資本主義の終焉と歴史の危機」など。

［登壇］セッション2

一般社団法人　サステナビリティ経営研究所　代表理事
一般社団法人　ビジネスと人権対話救済機構（JaCER）共同代表理事

東京大学工学部物理工学科卒、プリンストン大学工学部化学工学修士修了(M.S.E.)ソニー株式会社に入社後、中央研究所勤務。その後、ソニーヨーロッパに赴任、ソニー欧州環境センター内に環境ラボを設立。その後、ソニー本社にて環境戦略室長、CSR部発足当初から統括部長を約10年務める。その間、ソニーグループへのCSRマネジメントの導入、情報開示、投資家やNGO等とのステークホルダーエンゲージメント、NGO連携プロジェクト、サプライチェーンマネジメントなどCSR全般の統括責任者を務める。その後、ロイドレジスターグループ入社、LRQAジャパンのビジネスプランニング＆マーケティングダイレクターを経て、ロイドレジスタージャパン株式会社（現LRQAサステナビリティ株式会社）取締役に就任、その後、代表取締役。　著書「ESG投資時代の持続可能な調達」（日経BP）他。

［登壇］セッション2

住友商事株式会社　専務執行役員　企画グループ長　CSO

1985年東京大学法学部を卒業、通商産業省（当時）に入省。米国ジョージタウン大学外交大学院卒業（1993年）。IT、イノベーション、知的財産、無形資産、環境・エネルギー、税制・社会保障、企業開示、商務流通、保安、FTA交渉など幅広い分野での政策企画・立案に携わる。 海外勤務は2009年から13年までベルギーにて、JETRO産業調査員、日本機械輸出組合ブラッセル事務所長を務める。2019年12月　住友商事に入社、2023年4月から現職。 無形資産、企業開示の分野では、WICI（世界知的資本・資産イニシアティブ）会長を合計７年間務めたほか、現在は、IFRS財団のIRCC（統合報告とコネクティビティのカウンシル）メンバーを務める。

［登壇］セッション3, 閉会の辞

WICI会長

Mrs. Fiona Watson is Vice President and a member of the Leadership Team (LT) at the World Business Council for Sustainable Development (WBCSD), based in Amsterdam, the Netherlands. Fiona joined WBCSD in May 2023.

In her role as VP, Fiona leads WBCSD’s work on Corporate Performance & Accountability, working with members and partners to streamline and accelerate the integration of sustainability-related impacts, risks and opportunities into financial decision making to drive capital allocation for transformation at scale. This work includes WBCSD member programs on corporate transparency, transformation and aligning finance and value as well as convening CFO, GC and other executive forums. She also convenes the Senior Advisory Board of WBCSD’s Preparer Forum for Sustainability Disclosures with key standard setters and global reporting experts.

Fiona has more than 25 years of international experience working on transformative finance agendas. As a dual qualified US/UK lawyer, she was Head of Legal for Treasury, Disclosure and ESG at RBS Group (now NatWest) in the aftermath of the financial crisis from 2011 to 2020. At RBS she was appointed as a member of various executive committees including the Executive Disclosure Committee with legal responsibility for the Group’s global market disclosures (including risk factors) and prudential balance sheet funding activity. She was also a protagonist in the Bank’s initial response to prudential regulation of climate risk and associated disclosures. This was followed by legal and sustainability leadership roles at Amazon based in Luxembourg from 2020-2023 where she led on EU Green Deal and global ESG reporting initiatives.

Having started her career in advisory at PWC in New York in 1999, she was an Associate at Davis Polk & Wardell LLP in New York and London from 2007 to 2011. Fiona holds a LLM in International Trade and Business Law (cum laude) from Fordham University and LLB (Hons) in Law with German Law from University College London. Prior to UCL, she spent a year in Indonesia teaching in an Islamic University.

Fiona currently holds the following Advisory and Board positions:

• ・Advisory Group, International Transition Planning Network (ITPN)
• ・Advisory Panel, Value Balancing Alliance
• ・Advisory Panel, Capitals Coalition
• ・Advisory Board, B4NZ (Bankers for Net Zero)
• ・Chair, WICI Global (World Intangible Capital Initiative)

［登壇］セッション3

Chief Connectivity and Integrated Reporting Officer, IFRS Foundation

Jonathan Labrey is Chief Connectivity and Integrated Reporting Officer at the IFRS Foundation, leading the team responsible for the technical development and market adoption of the Integrated Reporting Framework and Integrated Thinking Principles. He has over 17 years of experience working in public policy, corporate governance and regulation in the accountancy and corporate reporting

［登壇］セッション3

RIDEAL株式会社　代表取締役／インテグラル経営コンサルタント

・国際統合報告評議会（IIRC） 国際ガイドライン策定参画
・統合報告コンサルティング実績多数（電機・製薬・建設など13業種以上）
・株式会社ドラフト　社外取締役（監査等委員会）
・米国公認会計士（USCPA）
・早稲田大学 MBA／一橋大学 Ph.D.

［登壇］セッション3